小品①

小品①

造り物 月廻り運動自然公園にて


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造り物
造り物は、矢部町(現:山都町の一部)の八朔(旧暦8月1日)祭に、秋の収穫を前に周辺の農家の人たちを慰労する目的で町衆が行ってきた 祭り。大きな「造り物」の引き回しとそれの審査が最大の呼び物である。材料は、草木や木の実など自然のものを使う決まりだったが、ススキや 松ぽっくりなど、かって身近にあった材料が温暖化とか、害虫発生の悪影響で、なかなか手に入らなくなった近年である。その上、山間地の人口の 減少に伴って、作り手不足・高齢化も進んで、逆境にある。それにもめげず、情熱を燃やす地区のメンバーたちは、道なき道を分け入って材料を 集め、伝統の技術を駆使して見事なそれこそ大きな「造り物」が出来上った。ここに、設置されているのは、ほんの一部である。