4月の花②

4月の花②

                       2014/04/02(WED)   15:02~15:22 撮す。                       

  4月上旬、阿蘇郡の山野に出て、もう、花は咲いてるだろうかと散策してみた。あったあった!!   

                      

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                       フクジュソウ                       

 キンポウゲ科・多年草、毒草。北海道~九州に分布し、山林に生育。シノニム(同一種を指す同意語)の種小名、amurensis「アムール川流域の」の意味。花期は初春、3~4cmで黄色 い花。当初は茎が伸びない、苞に包まれた短い茎の上に花だけが着くが、次第に茎や葉が伸びていくつかの花を咲かせる。花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘因する。それ 故、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉はニンジンの葉の様に細かく分かれる・夏になると、地上部が枯死。初春に花を咲かせ、夏までに光合成を行い、 それから春まで地下で経過。これをスプリング・エフェメラルという。根はゴボウのようなまっすぐな太いものを多数持つ。 


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                       アズマイチゲ                        

 落葉樹林のふちや草原、山麓の土手などに生える多年草。草丈15~20cm、根茎は、横に這うそして伸びる。ところどころに紡鐘状のふくらみ有。根生葉は2回3出複葉で、小葉はさらに 裂ける。茎葉は3出複葉で、3枚が輪生する。花の大きさは、3~4cm。萼片は8~13個あり花びら状で白色、裏面はやゝ紫色を帯びる。 

 花期は3~5月で、山地に生育する。北海道~九州に分布する。 


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この林床には何が生育???もっと大きくなってみないと!!! 


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                       ミツマタ(三叉)                       

 樹皮の繊維を和紙の原料にするため、栽培されている。高さ1~2m、樹皮は黄褐色で、枝は3つに分かれている。長さ8~15cmで広被針形で薄く、裏面は粉白色。3~4月、葉に先立って 球形の頭状花序を着ける、蕚は筒形で先は4裂し、内側は黄色。外側には白い毛が蜜生している。中国原産から日本に分布してきた。 


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                       キブシ(和名 : 木五倍子)                       

 落葉低木、山地にごく普通に生え、よく分枝して木高3~5mあり、中には、8m程の高くなる木も有。樹皮は褐色、枝は、赤褐~暗褐色で光沢もある。3~4月頃、葉の出る前に4~10cm 程度の穂序花序が出る。この穂序花序を多数垂らして、長さ約7mmの鐘形の花を開く。雌雄異株、花弁は4個。蕚片は暗褐色で4個あり、大小さまざま有。雌花は淡黄色、8個の雄蕊の 発達が良い。雌花は淡黄緑色で雄花よりやゝ小さい子房の発達をしていく。 


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 この黄色の花も山野草であろう?小さい花なので良く判らない。 


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                       ナガバタチツボスミレ                       

 分布として、太平洋側で1000m程度の山地の水捌けの良い半日陰に生育する。3月下旬~5月上旬に咲く。草丈10~15cmで、花は1.5~2cm、紅紫色で、紫の筋が多い。側弁は無毛だ が中には、有毛もあり。花の柱頭は細い、距は中が先細い、葉の状態は円心形~長心形茎葉は細長く(長卵形~披針形)て先が尖る。托葉は深く切れ込んでいる。根生葉は丸い物もあり、 基部は湾入している特徴を持つ。 


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                         ヤマザクラと根子岳                       

 野生サクラの代表、山地に広く自生古くから人々に愛されている。高さ15~25mになる。樹皮は暗褐色、新芽は赤、茶、黄色、緑色など変異が多い。3月下旬~4月中旬に直径2.5~3.5cm の花が白~淡紅白色の色彩で散房状に2~5個咲いていく。この時の背景としての根子岳が素晴らしい。