水車の里
水車の里
的 1073-1 にある連水車ともう一つの水車
概要 :水車の隣の建物内には、連水車をかたどった水車の水力発電で動く、からくり人形があるほか、九州近郊の「水車」の資料をパネル展示。
それで、水車の魅力にふれることができる。
川などの水流力で回転する一種の原動機だ。電動機とか蒸気機関が普及するまでは、揚水・脱穀・製粉・製糸などに広範囲な使用法だった。今でも、水田揚水用
などで見ることができる。揚水用(ノーリア)には、タイプは色々。有名なものとして、三連水車等。これは、水流力により水を水車の横に付けた容器で汲み上げるタイプの
形体が多い。
日本では、『日本書紀』において、610年、高句麗から来た物⇒碾磑(てんがい)なる名の水車で動く臼を造ったといわれ、平安時代に、国内諸国に灌漑用水車を
作っていた。第二次世界大戦後には電動機や内燃機関の大普及で、国内では衰退したが、これは、僅かな水力で大きな力を得られるメリットもある。燃料代のかからないエネルギー
源であったり、現在の地球温暖化停止のために、使用価値有りか。これを、小水力とも云える。