山ン中
10/25(TUE):長者原から坊ガツル・法華院温泉方面へ向かう ”山ン中”に入山して行った。正午頃だが全体がガスに包まれる。
標高の1791mの中岳、1787mの久住山・大船山の頂上付近から始まった紅葉前線は、10月半ばから11月へと久住連山全部がクライマックスを迎える。遠くから眺めるだけでなく、”山ン中”に入ると、ドングリ、栗の実、栗のイガ、ムラサキシキブ、赤い木の実等や登山道に落ち葉がたくさんあるので、集めて観察もできて嬉しい。
紅葉や黄葉はその時の気候条件によってものすごく異なる。秋になって葉緑素が分解され、葉の緑がうすれるにつれて、カロテノイド色素のキサントフィルが目立ってくると黄葉に、細胞内にアントシアンが多く作られると紅葉になり、これらの色素の割合によっていろいろな葉の色を醸し出す。
いろいろなカエデの葉
コウチワカエデ・ヒナウチワカエデ・オオモミジ・コミネカエデ・イロハモミジ・イタヤカエデ・カジカエデ・ウリハダカエデ・ウリカエデ・カラコギカエデ・テツカエデ・チドリノキ・ミツデカエデ・メグスリノキ
カエデは、掌状に切れ込んだ葉の形がカエルの手に似ていることから「かえるで」と語源がある。上にあるカエデの種によって葉の切れ込み方はいろいろあり、中にはカエデの仲間とは思えないものもある。
標高700~800mを中心にイロハモミジ・オオモミジなど。
標高1000m以上の場所にはコハウチワカエデ・イタヤカエデ・チドリノキなどが多い。
九州自然歩道を歩く
カエデの葉①
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カエデの葉②
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カエデの葉③
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カエデの葉④
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