オオヤマレンゲ

オオヤマレンゲ

                       2013/6/16:11:09~12:02の間に猟師山林道にて。                       

                       案 内 場 所                                      


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                       オオヤマレンゲ                                       

     モクレン科モクレン属の落葉広葉樹の低木。樹高は、1~3m程。花は直径5~10cm。芳香のある半球状の花を下向きに咲かせる。雄蕊は、わずかに 紅色を帯びた白色。開花時期:6~7月。花の寿命は4日程。種子があるが、倒木した枝から発根して、栄養繁殖も行う。 1695年の伊藤 伊兵衛による園芸書 『花壇地錦抄』に記載され、延宝年間に、江戸に栽培用として持ち込まれた。 和名は、大峰山(奈良県南部)に自生していて、ハスの花(蓮華)に似た白い花 を咲かせることに由来。 別名 「ミヤマレンゲ」とも。 学名の小名には、:「sieboldii」は、シーボルト(ドイツ人)に由来している。 学名 : Magnolia sieboldii ssp.japonica という。   関東北部以西(谷川岳周辺がその北東限界)の本州・四国、九州・屋久島と、中国中南部(国外)に分布。そ して、1000~2000mの山地の林床内などに自生している。八経ヶ岳と明星ヶ岳周辺に自生地あり、1928/2/7に国の天然記念物に指定。 長野県上松町(町の花)  奈良県天川村(村の花)。   種の保全状況評価には、●絶滅危惧Ⅰ類・(CR又はEN)●絶滅危惧Ⅱ類・(VU)●準絶滅危惧・(NI)とに分ける。各都道府県 以外で、三種のレッドリストの指定を受けている県もあろ。環境省としての、レッドリストの指定はない。     


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            オオヤマレンゲの近くには、ヤマボウシ・ベニバナニシキウツギも開花。               

                       ヤマボウシ                       

     ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。樹高は5~10m。木幹は灰褐色。葉は対生し、楕円形または卵円形で長さ4~12cm、全緑で やや波打つ。花は6~7月に開き、淡黄色で小さく、多数の球状に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり花弁の様に見える。9月頃は集合果が赤く 熟し、直径1~3cmで球状、食用になる。種子は3mm程、大きい果実(中に3~4個)・小さい果実(中に1個)、黄色~オレンジ色でマンゴーのような甘味有。 果皮も熟したものはとても甘い。シャリシャリして砂糖粒の食感がある。山地に普通生え、本州~九州に分布、外国では、朝鮮半島、中国に分布する。     


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                       ベニバナニシキウツギ                  

     スイカズラ科タニウツギ属。本州太平洋側、四国、九州山地の林縁に分布。山地や丘陵に生え、樹高は2~5m。葉は対生し、倒卵状・楕円形 で、縁に細かい鋸歯がある、長さ5~10cm、先端は尖り両面は時に、裏面主脈沿いに軟毛が密生。花は5~6月に開き、葉腋や短枝に2~5個の花を付ける。花 はニシキウツギに似ているが、始めから紅色をしている。花冠は2.5~3.5cmのロート状で鐘状であって5裂する。雄蕊は5個、雌蕊は1個。花柱は花冠から突き 出ている。     


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                       もう一度周辺の風景を                       

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