小品<25>
小品<25>
湖・沼・池の鳥
中江津湖での水鳥等は、マガモ、コガモ、カルガモ、ヒドリガモがいた。
上江津湖で常時、アオサギを見掛ける。ここで、留鳥になっているのだろう。
アオサギ
コウノトリ目サギ科アオサギ属に分類。日本、フィリピン北部に分布する。日本では冬季に、九州以南に越冬するするため飛来する冬鳥。本州、九州北部、四国では周年生息して
留鳥に化しているようです。体の特徴は、全長が88~98cmで、翼開長は150~170cm程、上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、下面は白い羽毛で被われている。頸部~胸部
にかけて黒い縦縞が入っている。頭部の白い羽毛で覆われ、眼上部~後頭にかけ眉状の黒い筋横線(眉斑)が入る。後頭は眉斑と繋がるように黒い羽毛が伸長(冠羽)する。生活範囲と
しては、河川、湖、池沼、干潟、水田など生息。非繁殖期には、単独であり、小さな群れを稀に作る。姿は優雅に見えるが、意外な面として、攻撃的・神経質な鳥であって、餌場で羽毛
や飾り毛を逆立てて他の鳥を威嚇して追い出すことが頻繁にある。特に獲物が共通するダイサギなどのサギ類には容赦なく攻撃をしかけて、執拗に追い立てる。また、獲物に対する執着
も強く、他の鳥から魚類を奪って捕食することが見られる。ミサゴなどの猛禽類やツルやコウノトリなどの自分よりはるかに強大な相手でも、付け回して、隙があれば横取りしてしまう。
水前寺公園の池には、ユリカモメが沢山そして、群になって集まる。ここの留鳥なってしまったのかな?獲付けの影響だろう。
ユリカモメ
水前寺公園内には、観光客相手に餌を販売している。その影響だろうか。鳥も、捕食しなくなったのかな、これを、近代化?・進化?または、公園内の観光の役に一役買っている?
彼等も商売に?ともあれここまで。この鳥は、チドリ目カモメ科カモメ属に分類。特徴として、ユーラシア大陸北部・イギリス・アイスランドなどに繁殖し、冬は南下して、ヨーロッパ、
アフリカ、インド、東南アジアへ渡りを行い越冬する、北米東海岸に渡るものもいる。日本では冬鳥として、北海道~南西諸島迄広く渡ってくる。小型のカモメ類の大半が本種だ。北海道
では極冬期には殆んど見られず。生活として、海岸、河川、沼、池、などに普通に飛んでくる。体の特徴は、全長約40cmで、翼開長は約93cm。足と嘴は赤。冬羽は頭部が白く、眼の後
ろに黒い斑点がある。→これが特徴。海岸、内陸の湖沼や河川に比較的大規模な群を作って生活する。大河川では河(川)口から10kmも遡る。夜は海に戻り、基本的な食餌は、魚や甲殻類
を食する。環境変化で、昆虫や雑草の種子等を食べるので雑食化しているのが殆どである。昼間は餌場にいて、夜間はこれと異なる海や大きな湖で過ごしている。