神苑 筥崎宮花庭園 |
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当苑は1587年(天正 15)、豊臣 秀吉が箱崎大茶会を開いて400年を、地下鉄2号線「箱崎宮前駅」開通などを記念して1987年(昭和 62)4月に開園した。 今、園内は冬ぼたんの花で、大盛会の時期を迎えている。ここのお庭は、京都より取り寄せた松、苔、岩、石を組合せた枯山水を楽しむ、本格的な回遊式日本 庭園になっている。この施設からの一言 7千平方メートルの敷地内に、季節毎に、さまざまな花を咲かせていることで知られ、1/1~2月下旬は「冬ぼたん」が 毎年有名です。特に、霜よけの藁の囲いの中でその美しい姿を見せる「冬ぼたん」は有名。 |
文化観光情報・ひろば 伊藤 加代子さんの文から |
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この季節の風物詩である、筥崎宮花庭園は、20品種200株の「冬ぼたん」が見頃になっていて、沢山の人々を引きつけろ。冬ぼたんとは、本来なら、春に咲く 牡丹を冬に開花させるように特別な温度管理をしたもので、厳密に言うと春冬の二期咲きで寒い季節に自然に咲いた寒牡丹とは異なる。寒さに耐えながら雪除け 藁帽子を被り、一生懸命に咲いている姿には凛とした気品があり、華やかで、豪華なイメージの春牡丹とはまた違った風情があるものである。 |