京都東山地域にあり、産寧坂は三年坂とも言われ、有名な観光地「清水寺」の参詣道である清水坂から 北へ、石段で降りる坂道をいうが、公式には二年坂までの緩い起伏の石畳の道も含む。 二年坂を介して、北にある八坂神社、円山公園、高台寺、法観寺(八坂の塔)と南の清水寺を結んで、人々が 散策するので、活気があり京都観光のスポットだ。沿道には、京都土産物店・陶磁器店・料亭・グルメ店・喫茶 店など並ぶ。
「二年坂」
清水寺に続く道で、土産のお店の軒を並べる石畳みの風情のある京都のスポット、三年坂の下に ある道。石段や石畳みなど環境保全、そして清水寺の門前町として発展している。この二年坂を歩くと、1階が 土産物屋の「むしこ造り町屋」が楽しめる。石段・石畳みを楽しむ京都らしいし、「二年坂」地区が雰囲気を 醸し出している。「三年坂」に比較して、静かでゆったりした雰囲気の観光スポットだ。
重要伝統的 建造物群 保存地区
三年坂通りの範囲、より広く、祇園町~清水2,3丁目~下河原町~鷲尾町~八坂上町一帯の地域を指す。 1976年に 「京都市産寧坂伝統的建造群保存地区」の名前 : 約5.3haの広がり。 1996年には「石塀小路」が 追加 : 保存地区が約8.2haの面積に拡大。
( 円山公園 )
円山公園は園域が八坂神社、知恩院に隣接している、1886年に総面積 約9万平方米の広大な公園。 「祇園 枝垂桜」と呼ぶ、ここの枝垂桜は「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら) という 品種、初代の枝垂桜は1947年に枯死したため、現在は2代目が植えられている(55年も経過)。 花見のシーズンには、ライトアップが行われ、深夜でも花見客の姿が見られる。
(産 寧 坂 : 伝説)
「産寧坂」は諸説有って、この坂の上の清水寺にある子安観音へ「お産が寧か(やすらか)でありますように」 祈願するために登る坂であった。-「産寧坂」有力、一方、清水寺参拝した人が、この坂を通る際に念願を強くし、願が 叶った後で、観音様への御礼に再度お参りする時に通る坂であるから、「再念坂」と呼ぶと言われる方もある。同名異字 「三年坂」で転ぶと3年以内に死ぬ。または転ぶと三年寿命が縮まる。 伝承有り。
(八坂 神社)
東山区祇園町にある神社、今は、神社本庁の別表神社。全国にある八坂神社や関連の神社(約2300社) の総 神社。通称名 : ”祇園さん” 7月の祇園会で有名なり。1868年に、元来「祇園神社」「祇園社」が「八坂 神社」に改名した。東部、四条通りの東の突き当りに鎮座。境内東側には枝垂桜で有名な円山公園に隣接していて、 地元の氏神(産 土)として信仰を集めている。観光地として多くの人々が訪づれている。境内は、東西南北四方から 人の出入りが可能なため、楼門が閉められることは無い。夜間でも参拝する人も多いそうだ。