初詣④

初詣④

     2014/01/01  8:00  穏やかな元日  新年明けましておめでとうございます。本年もバリバリ「ホームページ」を作成します。よろしく!     


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     2014/01/01  11:21~12:06  出水神社 初詣     

   アトラクション   


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   境内入口の 鳥居   


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   拝殿   


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                    「出水神社の歴史」   出水神社 宮司 松井 葵之さん                    

     熊本にある庭園の中で、水前寺公園ほど、観光客に親しまれている公園はないでしょう。東海道五十三次を模したといわれる築山と鯉の泳ぐ泉水は、静けさに包まれて います。公園の一角にあるのが、出水神社。     

 出水神社は、細川氏の歴史を語るようなものです。 出水神社は 1878年、細川藩の後家来衆が細川家から受けた御恩に報いるため、水前寺公園内に建てられた神社である。創建当時の 藩祖「幽斉」、2代 忠興、3代 忠利、8代 重賢が祀られていましたが、後に、その他の歴代藩主とガラシャ夫人をも11柱が合祀されました。 

 藩侯を祀る神社は黒田藩、佐賀藩、柳川藩、薩摩藩等、各地に残っています。 

 出水神社を建てた御家来衆の団体は甘棠会と言って、松井家11代も この会に入っており、細川藩の筆頭家老の八代城主である。そして、この松井家歴代当主を祀る松井神社の宮司が出水 神社の宮司を務めることになり、現在に至ります。 

 ※ 「合祀」 この言葉が「靖国神社」に結びついて、政治上の大問題を起こしている。つまり、政治家の行動が、今、如何にセンシビリティな問題(中国・韓国・米国)になっているのか。 


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 細川家の祖先は、清和源氏の流れを引く、足利義康から4代目義季の時に、愛知県額田郡細川邑(現在)に住所が在り、そこで細川と名乗る。義季から5代目の頼有は四国を治め 備後の守護職も務める。しkざし、この頼有が肥後細川家の始祖といわれています。 

 その後、8代後にこの家系引き継いだ細川の「幽斉」は殊に、和歌や連歌に優れた当代きっての文化人でした。子どもの忠興と共に丹後の領主で、関ヶ原の戦の後は、忠興は豊前 小倉城主になりました。 

 細川家は、足利、織田、豊臣、徳川の各君主に仕えてきました。よく「細川家が長く続いた理由はなんですか」と訊かれますがいつの時代も身を粉にして働き、忠誠を尽くしてきた からと言えるでしょう。家老の松井家も細川家をお支えするという立場にありました。 

    奉公はただ主従の義心のみ、   

         望かなへむ為にてはなし         

                    (幽斉公御教歌)                      

 幽斉公から代々伝えられた細川家の家訓は、記録を残すということでした。事実、細川家には、沢山の古文書が残されています。記録を詳細に残すことによって、将来を予見し、いつも 時代の一歩先を考えていたものと思われます。 

 加藤家改易の後を受けて、小倉から肥後に入国したのが、忠利です。以後、細川家は、肥後六花や茶道の肥後古流、和歌の古今伝授等、熊本に独自の文化を開花させました。 


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 水前寺公園は、1636年(寛永ー13)、忠利の時代に、「国分の御茶屋」として設けられたのが始まりで、当時は露地と草庵風の茶室だけであった。水前寺は御茶屋と同時に建立された寺 のことであって、、豊前(現・中津市)の羅漢寺の僧侶・玄宅を迎えて開山した。 

 1665年(寛文ー5)頃、水前寺は無住となって、寺地は藩に引く上げられ、1670年(寛文ー10)に、5代 綱利により、肥後藩の御茶屋として大規模な造営が行われました。作庭は、藩の 茶道役の萱野 甚斎と古市 宗庵を中心に進められ、藩主の好みも付け加えられました。 

 1671年(寛文ー11)、現在とほぼ同規模の庭園が完成した。陶 淵明の詩に因んで、成趣園と命名。池辺の御茶屋の酔月亭こ完成し、綱利はここで、水前寺10景を楽しんだといいます。 

 酔月亭の跡には、大正元年に古今伝授の間が移築されました。この建物は京都の桂宮家から長岡天満宮を経て、更に熊本に移されたものです。大坂の旧細川藩の米問屋が建物を解体して 運送に当ったと聞いております。 


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 細川文化の粋を今に伝えるものとして、永青文庫があります。永青の名は、18代の細川 護立が付けたもので、始祖の頼有ゆかりの寺・永源庵から「永」を、幽斉公ゆかりの青竜寺城から「青」 の文字をとったものです。ちなみに永源庵は京都の建仁寺の塔頭。青竜寺は細川家最初の居城で後に、勝竜寺と呼ばれるようになったとか。 

 護立は美術への造詣が深く、永青文庫には、細川家伝来の美術品や古文書のほか、護立自身の美術コレクションが収蔵されています。護立は、画家や彫刻家のバックアップをしたことでも有名。 横山 大観や片山 南風といった大家の創作活動を援助した。17代護貞も学者肌の文人で、漢文の素養があり、美術への鋭い鑑識眼をお餅でした。 

 なお、最後の5枚のフォトについて:「能楽堂」です。出水神社では、毎年8月の第1土曜日の薪能が行われており、薪の炎の中に幽玄の世界が再現されます。薪能は約1000年前、奈良興福寺修二会 の薪を奉じる儀式に奉納された申楽能に始まるもので、能も細川家によって育てられてきました。出水神社の能楽堂は、八代の松井家から移築された由緒あるものです。このように、細川家は、奥深い 文化を残しています。 

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