ゴーヤ : 効能・効用・栄養
沖縄料理のゴーヤーチャンプルでおなじみの苦瓜は、東インドなどアジアの熱帯地域が原産と言われています。 暑さに強く、また苦味のためか、虫の害も少ないので、昔から中国南部、東南アジア、沖縄などで栽培されています。
ビタミンC、ビタミンB、K、Mg、Caと栄養素が多く含有、とくにビタミンCの含有量は、瓜の仲間で最高クラス といわれる栄養豊富な野菜です。
ゴーヤ・苦瓜の性質 |
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寒・苦。心・肝経。 |
長 所
清熱作用 | 疲労回復 |
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中国語でも「苦瓜」と言う。別名「涼瓜」とも。これは、体の熱を下げるので、夏季にはうってつけの野菜。 広州地域では苦瓜を細かく切断し乾燥させ、夏風邪の薬用にする。 | ビタミンC、ビタミンBを含むので、疲労回復に効果。苦瓜と豚肉の組み合わせのゴーヤーチャンプルは、暑さ を取り去り疲労回復を計る、まさに沖縄の知恵の結晶。 |
血糖値を下げる | その他 |
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新鮮な苦瓜の絞り汁にはインシュリンに似たような物質が含有。糖尿病患者には、理想的な野菜。 | 気持ちを安定化、視力回復なる効果もあり。その上、ダイエット効果もあるとかで、中国では苦瓜 ダイエットが行われている。 |
短 所
あまり沢山食べない | 妊婦は食べない |
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体を冷やすので冷えるとお腹が痛くなるような人には。 | 苦瓜はキニーネを含有するので、子宮を収縮させ、流産を引き起こす可能性があります。 |