小品<22>
小品<22>
ユリ3種
ウバユリ
ユリ科ウバユリ属の多年草、山地の森林に自生する。ユリに似た花を付ける。地下茎には、葉柄の下部がふくらんだ球根。これは、また地下茎を多数出す。葉は5~6枚の輪状葉
で、15~25cmの長さを持つ。鱗茎が大きくなると直立、50~100cmのも伸びる。花の色は白色、花の長さは12~17cmの細長い、花弁はやゝ不規則に並ぶ。7~8月が花の期。茎の上部に横
向きに花を付ける。長さ4~5cmで、楕円形の果実。関東以西~四国・九州地方に咲いている。
カノコユリ
四国南部や九州西部を中心として、台湾や中国南東部迄に分布。カノコユリは地域により自生環境は異なり、九州では海岸近くの岸壁や草原、四国では、内陸の岩壁など、、鹿児島
の甑島は、カノコユリの群生地がある。「花」は、鹿ノ子絞り様な模様が入る所から由来。学名:スぺキオスムとは『美しい』の意味。花期は7~8月、ユリの中ではやゝ遅めに開く。「特徴」
直径10cm、下向きに咲く、上向きとか横向きに咲くのも中には有る。草丈は大きくて1.5m、1つの茎に10~20輪状に、花弁は大きく反り返り、オーソドックスタイプは縁部分が白で中心部分
に行くにつれて紅色。茎は直立か湾曲して伸びていく。花色 濃紅~ピンク~白花も。花粉 色も赤褐色~黄色。球根 赤紫~黄緑色。
カサブランカ
ユリ科ユリ属の栽培品種である。ヤマユリ、タモトユリなどを原種とするオリエンタル・ハイブリットの一品種
純白・黄色・紅色等の大輪の花を咲かせて「ユリの女王」と呼ぶ。
ピンク
イエロー