サントリー天然水の森 阿蘇
「サントリー九州 熊本工場」(熊本県嘉島町)の水源は阿蘇南外輪山に連なっている処にある。此処は、1000m級の連山だ。 すなわち、俵山、護王峠、冠ヶ岳、地蔵峠、大矢野岳、高千穂野、清水峠、高森峠へと連なっている中の地蔵峠より500m程俵山方向へ 九州自然歩道を「後戻り」した地点に「水源涵養エリア」として大きく占めている。林野庁の制度を利用して計約27.2haの国有林を サントリー「天然水の森 阿蘇」として設立。林野庁と協働するとともに、また宮崎大学に監修していただきながら、水涵養機能を高 める森林整備活動を行っている。
1.サントリー天然水の森 阿蘇(社会貢献として)
益城町と西原村に広がる国有林約170haで林野庁の「社会貢献の森」協定制度を利用し、森林整備。水源涵養機能強化、 生物多様性の修復・保全活動、それと共に、持続的な木材生産推進を図る。
2.サントリー天然水の森 阿蘇(法人の森林として)
南阿蘇外輪山の2ヵ所の国有林計 約102haで、林野庁の「法人の森林(もり)」制度を利用し、国と協働して60年間に わたる水源涵養機能の高い森づくりに取り組んでいます。また豊かな自然に接することの出来る憩いの森=「憩いの広場」とし て、ここは、整備されているのだ。
久し振りで、この峠から訪ねた。10月上旬なので、マツムシソウ、アキノキリンソウ、ヤマラッキョなど山野草を眺めた。
ここで、10月21日(日)は、音楽祭(ウェスタンフェスティバル)が開催される。アメリカ本場よりミュージシャン来熊する。
自然林に入ると空気が冷んやりとしてくる、木々の葉や幹、太い枝、小さい枝、根っこ、そして土の匂までが気持ちがいい。 「憩いの広場」とは、良く言ったものである。