8月の花②
8月の花②
2015/08/01 (SAT.) 11:21 よりランダムに撮ろ。
フシグロセンノウ
ナデシコ科センノウ属多年草;茎は直立し、高さ40~90cm、茎の節が黒褐色、茎上部は分枝し、軟毛がまばらにあり、葉は無柄で対生する。卵形~長楕円形で、先端は鋭尖形で基部は細ま
り、葉の長さ5~14cm 葉幅2.5~5cm、花の時期は、7~10月 野草では珍しい。朱赤色の花を分枝しや先にまばらに数個花付ける。萼は2.5~3cmの長円筒形に5裂し、花芽は5個、長さは30cmくらい。
日本の固有種で、本州、四国、九州の山地の林下に自生している。
上の3枚は「キツネノカミソリ」です。
ウバウリ
ツクシトラノオ
ヒオウギ
アヤメ科アヤメ属ヒオウギ種:山野の草地や海岸に自生する多年草。草丈 60~120cm程あり、葉は長く扇状に広がり、8月頃に花が咲く、直径は5~6cmある。花被片はオレンジ色で
赤い斑点があり、放射状に開く、午前中に開き始めて、夕方は、萎む。それだから、一日花であるのだ。
ヤツシロソウ
キキヨウ科ホタルブクロ属 多年草:朝鮮半島、中国に分布し、九州には稀に生える。全体に粗い毛があり、草丈は40~80cmで、葉は狭卵形であって縁どりは不揃い、細かい鋸歯。茎の
先端や上部の葉の脇に10ケくらいか、それ以下の花を密集して付ける。花冠は菁紫色のロート状に上向きに咲いている。花の期間は7~8月である。この花の愛らしさと希少性から、乱獲・盗掘
が相次ぎ、現在では、オグラセンノウ・ヒゴタイ等ともに県の「保護上・重要な野生動植物」とされ、⇒⇒⇒絶滅危惧種指定。それで、山野に自生している場所もある、けれども、公表はされ
ていない。
一説にによると旧八代城主・松井の殿様が、江戸への参勤交代に向かう際に歩いた阿蘇路でこの花を見つけ、江戸に持参したことから「八代の人が持ち込んだ花」=「ヤツシロソウ」と
いう名を付けたという話もある。切り花にしても根を残しておけば美しい花を咲かしてくれる多年草であることから、この花を盆花の一つに供えることも多かった。が、現在では、そんなことは
やっていない。
ヤマジノホトトギス
ワレモコウ
日本列島、朝鮮半島、中国大陸、シベリアに分布しておる。アラスカで帰化植物として自生。バラ科ワレモコウ属。草地の多年草として自生する。草本である。地下茎は太くて短く、根出葉
は長い柄があり、羽状複葉、小葉は細長い楕円形、細かい鋸歯あり、秋に茎を伸ばしその先に穂状の可憐な花をつける。短穂で、楕円形にて、暗紅色に色付く。
ミソハギ
ミソハギ科ミソハギ属多年草。湿地や他の畦などに生える。日本から朝鮮半島に分布。茎の断面は四角い。葉長は、数センチで細長、対生で交互に直角方向に出る。盆頃は紅紫色の6弁の小さ
い花を先端部の葉脈に出る。盆花、精霊花という名前もある。