”風の画家” |
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”風の画家”と呼ばれる中島 潔の作品は、NHKの「みんなのうた」に取り上げられたのをきっかけに、多くの人々に親しまれてきま した。「こどもの感性を常に持ち続けること、それが私の絵描きとしての原点です」と中島 潔は言っている。彼の絵の中には、小さい いのちの輝きがいつも風のように流れています。母の死をきっかけに、18歳でふるさと佐賀を飛び出し、温泉掘りや印刷所、広告会社 などで働きながら絵を描き続けてきた中島 潔。28歳(1971)、単身パリに渡り、半年間、絵の勉強をする。今年で41年になる。2010年 には、5年の歳月をかけて描きあげた、集大成ともいえる清水寺成就院の襖絵を完成させました。46面に及ぶ作品からは、これまでのあゆみ をさらに進め、新たなる画境地へと向かう強い想いを感じ取ることができます。 |
(大漁) |
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(紅葉) |
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(新しい風) |
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(茜雲) |
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(雀とかかし) |
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(初雪) |
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(花の音色) |
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(みかん) |
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(朝顔と少女) |
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(赤い帽子) |
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一寸した話
さだまさし:中島潔の絵を最初の購入した人、その絵『雨宿り』それが『雨やどり』を作曲するヒントとなった。またそれが縁になって、個展 の推薦文を書いたとき、「風の画家」というキャッチフレーズを考え出し、これが画家ーー中島潔を表わす言葉となった。