晩秋
晩秋
2013/11/23 13:00~14:50 杵島岳・中岳・草千里が浜をフォト。
中岳(阿蘇山)
阿蘇山を構成する山の一つである。標高 1506m、中岳には、主に第一火口があり、阿蘇山特別地域気象観測所がある。火口周辺は、火山ガスにより規制がある。周
辺の山岳は、根子岳 1408m、烏帽子岳 1337m(頂→一等三角点)、高岳 1592m、杵島岳1270m と五岳から成っている。阿蘇は東西約 18km、南北約 24km、世界一大きなカルデラを
持ち、周囲 128km の外輪山にかこまれている。このカルデラ内の陥没箇所が、隆起して阿蘇五岳が誕生。その中で現在でも噴煙を上げているのが中岳で、その東に、最高峰の高岳
がある。火口の西側には草千里が浜と呼ばれる草原があって観光客で何時も賑っている。過って、登山道は観光客を避けて火口壁を西から回って中岳に上がっていたが、現在、
火口周辺は火山ガス規制があって立入禁止区域となっている。
杵島岳
駐車場から杵島岳は立派な舗装された遊歩道ができて、簡単に登れるようになり、雄大な景色を楽しみながら火口を一周するファミリーも多い。この山は、阿蘇の山々
が熔岩塊の荒々しい中にあって、丸みのある全山草山でたおやかな姿をしているが、山頂は火口を持つ古い火山。山頂一周は20分ほどで歩ける。春先は、イワカガミ、ミヤマキリシマ
マイヅルソウ、アザミ、ヒカゲツツジなど沢山の花が咲く。
草千里が浜 And 烏帽子岳
世界一のカルデラ火山である阿蘇山の火口跡の西側には、草千里が浜という草原有。ここは、実は、二重火山跡で、直径 1km 「駒立て」と呼ばれる中央にある火口縁で
二分されている。草千里が浜のすぐ南に、優雅な姿を見せているのが、烏帽子岳で、浸食された火口縁の一角であるのだ。頂上からの展望は360°素晴らしい。草千里が浜の賑やかさを
外に、静かな山歩きが楽しめる。草千里側の斜面は、また、ミヤマキリシマの群落する所だ。春には出かけてみよう。