標高 | 面積 | タイプ | 場所 | 登録 |
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1000m~1100m | 38ha | 中間湿原 | 大分県九重町 | 2005年11月 |
保護の制度 |
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阿蘇くじゅう国立公園特別保護地区および特別地域、国立公園特別地域 |
湿 地 条 件
此処は、九重火山群の山岳エリアに形成されていて、中間 湿原であって、規模は国内最大級の広さが有って、多様な地質・地形を 反映している。植生も多様性を発揮。タデ原湿原内には、木道が整備されており自由の散策が出来る。
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ヤマトリカブトとは |
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日本には仲間 30種自生、色は主として紫で白、黄、ピンクなど、多年草。沢筋や湿気の多い場所を好む、鳥の兜・鳥帽子・鶏のトサカと も書く。面白い名:「僧侶のフード」、生薬ー「ぶし」・毒薬ー「ぶす」、本来は薬草として「附子」→球根の周りに着いている「子ども」 の部分を用いる。中央部は「馬頭(うず)」は猛毒であって、三大有毒植物の一つに上がられる。ドクウツギ、ドクゼり。また、ヨー ロッパにも、魔女カテーを司る花、ギリシャ神話では、トリカブトを地獄の番犬、ケルべロスのよだれとも。富士山の名の由来として、山麓 に多く自生し、この時:「附子」=富士との説明あり。 |
毒性 |
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毒:ジテルぺン系アルカロイドのアコニチンで、他にもメサコニチン、アコニン、ヒバコニチンたる低毒性成分のアチジンの他、ソンゴ リンなどを根に占有している。地域:地域によって毒力に差を見出す。食べる:毒の強弱に関係せず、食用には非常に危険な植物だ。もし、 食べるとその症状は:嘔吐・呼吸困難・臓器不全から死亡する。経皮呼吸され、経粘膜吸収もあって、口から食べると数十秒で死亡するような 即効性がある。これによる死亡原因は、心室細動・心停止として現れる。下痢症状は、普通無し。治療法:特異的療法も解毒法も方法無し。 春先の頃:セリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギ等と類似しているので誤って、食べて、中毒死が起こっているので、注意すべし! |
キタテハ |
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蝶:チョウ目・タテハチョウ科に分類。成虫の前翅長 2.5~3cm、翅の縁には大小の突起があり、先端は尖っている。表面の前後の翅は黄色、 縁取りは褐色で黒斑点模様、秋型成虫は黄色部分が鮮やかな山吹色、秋型は翅の縁が鋭角な状態を示す。分布 インドシナ~東アジア~日本全土 。早春~晩秋に2~5回成虫になる。花・受益・果実等の汁を吸う。類似種にはシータテハがいる。 |
アキグミ |
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分類:グミ科グミ属の落葉低木、和名は秋に果実が熟すことから、食用となり。酒に利用=果実酒、この分布:ヒマヤラ山脈→日本迄で、北海道の 同中央以南、本州、四国、九州ほぼ全域に在り、日当たりの良い河原・林道脇によく生える。樹の高さ2~3m程度、葉は白っぽい緑色、秋に朱→赤色の直 径8mmの果実を付ける。他のグミ類の果実が楕円形なのに対して、アキグミは球形である。タンニンを多く含むため強い渋みを感じさせる。果実にトマト の7~17倍のリコペンを含有する。 |
リコペン |
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鮮やかな赤色のカロテノイド顔料の一つで、トマトやニンジン、スイカ、グミ、パパイヤなど赤色の果物・野菜に含み。→有機化合物である。しか し、イチゴやサクランボには含まれない。植物と藻類や他の光合成有機体では、リコペンは多くにカロテノイドの生合成における重要な中間体である。 構造的には、8個のイソプレン単位が集まったテトラテルぺンであり、CとHからのみ構成されるため水には溶けない。リコペンの11個の二重結合が、深赤 色および抗酸化性を与えている。その強い発色と無毒性のためにリコペンは食品の着色料として多用されている。 |
野菊 |
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ヨメナと言われているが、野菊は野生の植物でキクに見えること、キク科の植物である。この類に大きな特徴がある。多数に花の集合体で、頭上花序 と言う。1つは、サジ型に1枚の花弁が発達して舌状花、2つ目のものは花弁が小さく5つに割れる管状花である。キクの場合は、外側にはサジ型の舌状花が 並び、内側には黄色の花:管状花が蜜生する形である。すなわち、これが基本形である。このキクは「ヨメナの花序」である。 |