フクジュソウ |
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日本全国に分布する早春の花で、山林に生育する。3~4cmほどの大きさ、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が隠れると 閉じる)葉は細かく分かれる。キンポウゲ科 多年草。毒草でもある。 |
ミツマタ |
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ジンチョウゲ科 ミツマタ属の落葉低木。中国南部、ヒマラヤ地方が原産。その枝が三叉、三つに分岐する特徴があるために、三枝、三叉 と書く。中国語では「結香」(ジエシアン)と称する。春の訪れを、待ちかねたように咲く花の一つでもある。春を告げるように一足先に、淡い 黄色の花を一斉にひらくので。和紙の原料として登場するのは、16C.(戦国時代)になってからが一般的。『万葉集』にも度々登場する良く知られた ミツマタが、和紙の原料として使われなかったはずは無いという説もある。 |