何時も、歩く道。
スギナと呼び、シダ植物門、トクサ網、トクサ科、トクサ属の植物の1種、日本の生育種 トクサ類は小柄。浅い地下に、地下茎を伸ばして繁茂する。湿気の多い土地に適する。畑 地に生え、難防除雑草だ。春3月にツクシ(土筆)といい、胞子茎を出し、胞子を放出する。薄茶色で、「袴」が茶色で輪状の葉が茎を取り巻いている。丈は10~15cm。ツクシの成長 後には、全く外見が異なってしまう。栄養茎を伸ばす。栄養茎は、茎と葉を形成し、その上、光合成を行う。鮮やかな緑色で、10~40cm程の草丈になってしまう。節毎に、関節のある 緑色の棒状の葉を輪生する。⇒スギナ。
ツクシの穂は、緑色を帯びたほこりの様なものが、沢山出て来る、即ち、胞子である、また、語源:●スギナにくっついて出て来ることから、「付く子」●袴の所でついでいる様に見 えること、●「継ぐ子」「つくしんぼ、つくしんぼう」伊予方言で「ほうしこ」。
ウラギンシジミも、2014/03/06 の啓蟄の日を過ぎて、丁度 2014/03/12には冬眠から61日目を迎えた。さー、そろそろ自然界へ活動しようかな! と、飛翔して行った。
3月下旬~4月上旬には、薄桃色の花を付ける。淡い紅色が多いが白~濃紅色までさまざまな色の花まで咲く。また、五弁~多重弁で、多くの雄蕊を持つ。花柄は非常に短く、枝に直接着 生しているようだ。葉は、梅、桃、桜と同様に、遅れて付く。葉幅ー5cm、葉長ー15cm、の細長い形で、互生して、縁は鋸歯状態。
ツツジ科アセビ属:常緑低木、「馬」が葉を食べれば毒に当り、「醉」うが如くふらつく。⇒「馬酔木」と和名。樹高は1.5~4m、葉は楕円形深緑、表面艶やか、枝先に束生。枝先に複総状の 花序を垂らし、多くの白くつぼ状の花が、スズラン様に房状に付け、開花期に花穂が樹を覆うように咲き誇っているようだ。本州、四国、九州の山地には自生している。草食哺乳類は食べるのを避 け、食べ残し有。そのため、草食動物の多い地域は、この木が目立って多くなる。例:奈良公園では、鹿が他の木をかじって食べても、この木を食べないから、アセビが相対的に多く生えている。 アセビがやたらにある地域は、草食獣による木々の食害が多いと言う。人々は、公園樹として好んで植栽している。成分:有毒で葉を煎じて殺虫剤利用、⇒グラヤノトキシン、アセボプルプリン、ア セボイン、アンドロメドトキシンの成分。 毒がある部位:全株、葉、樹皮、茎、花。症状として表われるのは、血圧低下、腹痛、下痢、呼吸麻痺、神経麻痺。近年では、これを自然農薬として、使用 している。つまり、殺虫効果が大きいからだろう。
ハナモモ
バラ目バラ科サクラ属の耐寒性落葉低木。原産地は中国。花そのものを観賞するため改良されたモモで、花付きが良い。日本では、数多く品種改良が行われ、種類が豊富。江戸時代に入って から、改良されて、現在、園芸品種は江戸時代のものが多い。サクラの開花前に咲くことが多い。樹高1~7m、花期3~4月、花色 赤、ピンク、白、紅白の咲き分け、花径 3~5cm、一重や八重の花 が咲く、樹形:立性で、枝垂れ性、箒立ち性、矮性等。
モクレン
モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。花が紫色で、花が蓮の花に似ているので、「木蓮」と呼ばれる。原産地は中国南西部(雲南省・四川省)である。樹高3~5m、葉は互生広卵形、 長さ 8~10cm、先は尖る、花弁は6枚、萼は3枚、花片は舌状形で長い。
シロモクレン
モクレンの仲間、白色の花をつける。「モクレン」と混同されないようにそう呼ばれていることがある。モクレン属の中で、大型種で、樹高は10~15mに達する。春、葉の出るより先立って 大形の白色の花が開く。
レンギョウ
モクセイ科レンギョウ属の総称。それらから、品種改良で作られた園芸品種、原産地は中国。雌雄異株、繁殖力旺盛、よく繁茂、樹高は1~3mまで育つ、半蔓性の枝は、湾曲して伸びていく、 下に垂れるので地面に接触すると、そこから根を出して新しい株ができる。この枝は、竹のように節を持つ。また、枝の髄が早期消失のため、節の部分を除いて、中空になるので、このことを、 ”空の木”レンギョウという別名が付いた。いろいろな木々の葉が芽吹く前の早春の頃 3~4月頃、2~3cmの黄色い4弁の花が細い枝に密に多数開く。