ツバメ
ツバメ
電線にツバメが 2013/09/07~2013/09/30 迄のフォト。
分類 :スズメ目ツバメ科に属する。
全長 約 17cm、翼開長 約 32cm、背は光沢・黒色、喉・額は赤色、腹部は白色、胸に黒い横帯、尾は長く切れ込み深い二股形(因みに燕尾形という)。翼が大、
飛行に適する細長い体型、脚は短く歩行には不向き。
繁殖期になると雄は、『チュビ チュビ チュビ チュルルルル』と比較的大きなさえずり声で鳴く。さえずりは早朝~午前中に多い。
食性は、飛翔する昆虫などを空中で捕食して、水面上を飛行しながら水を飲む。
分布 : 北半球に広範囲に、日本では沖縄県以外全て繁殖する。(沖縄県越冬)、他は台湾、フィリピン、ボルネオ半島北部、マレー半島、ジャワ島等に越冬する。
日本における越冬例は、一部有る。⇒「越冬ツバメ」と言い、中日本~西日本の各地。このような場合、多くは、集団で民家内や軒下などで就塒する。日本で越冬している個体が
日本で繁殖したかそれともシベリアなど日本より北方で夏に繁殖したものであるかは、よく分からない。
巣立ちを終えたヒナと親鳥は河川敷や溜池の葦原などに集まり、数千羽から数万羽の集団ねぐらを形成する。小規模ではあるが、繁殖前や繁殖に参加していない成鳥
も集団ねぐらを形成する。
日本では、ツバメが人との関わりは、水稲栽培において穀物を食べず”害虫を食べてくれる益鳥”として、古くから大切にされ、農村部を中心に大切に扱われてきた。
江戸時代には、ツバメの糞は雑草の駆除に役に立つと。また、「人が住む環境に営巣する」ような習性から地方によって、人の出入りの多い家、商家の参考となり、諸売繁盛の印。
と、言われた。