迷い蝶
迷い蝶
台風18号の後で
10月6日(MON)に九州を台風18号は、無事通過。10月11日(SAT)7:51~7:54 9枚のルリタテハの写真を撮る。だいぶ強風に遣られたかな!ヘトヘトになって、我が家の庭に
飛んで来た。
ル リ タ テ ハ
チョウ目タテハチョウ科ルリタテハ属唯一の現存種。基本的には多化性である。
成虫の前翅(ばね)長さ 25~45mm 濃黒褐色・翅表面「瑠璃」すなわち鮮やかな青藍色の帯をもつ、帯模様は、前翅の先端部で切れ、白い斑点が付く。この色彩は、♂♀差異はな
い。♀は青色帯が幅広い。裏面は、灰褐色で細い模様が一杯に広がっていて、樹皮や落葉模様に類似している。翅外縁は他のタテハチョウ亜科と同じ、凸凹有り。日本には、類似種がいな
いから他のチョウと区別し易い。
平地の森林内、又は、その周辺に居るが、公園・緑地等に現存している。稀に、住宅地にも出現する。
寒冷地では年1回の発生、暖地(熊本)では、2~3回/年(6~7月、8月、10月)チョウが生まれる。冬は成虫で越冬する。雑木林の樹液・動物の糞等によってきて水分を吸う。
住宅地でも、柳並木など有れば樹液を求めるので、木の周りを飛びまわる姿が見られる。餌として、サルトリイバラ(サルトリイバラ科)・ホトトギス類(ユリ科)・ユリ類に、このチョウ
の全幼虫時期はこんな植物類の葉の裏で生活をする。