肥後古代の森③
肥後古代の森③
装 飾 古 墳 館 その3
熊本県立装飾古墳館全体像
その1のミスした部分の再掲示する。
設計 安藤 忠雄 Photo 清島 靖彦
緑に囲まれた岩原台地の中央には、大きな前方後円墳の岩原双子塚古墳をはじめとして、大小13基の円墳群からなる岩原古墳群
や装飾古墳館があります。「肥後古代の森」は、鹿央地区(山鹿市)の他、山鹿地区(山鹿市)、菊水地区(和水町)、菊鹿地区(山鹿市)、
菊池地区(菊池市)があります。
ここ迄、再掲示。
古墳時代
3世紀中頃~7世紀中頃(今から逆算:約1700年~1300年前)にかけて、大きな墓が全国各地に築かれました。この墓を古墳といい、この時代を古墳時代と
呼んでいる。此処の装飾古墳館は、古墳時代、中でも「装飾古墳」をメインテーマにした博物館です。
古墳の形
古墳には、土を盛り上げてつくられた墳丘をもつ前方後円墳や円墳、方墳などが代表的ですが、岩壁に横穴を掘ってつくられた横穴墓などもあります。墳丘を持つ古墳
内部には、埋葬するための石室(石でつくった部屋)や石棺(石でつくった棺)が埋められている。
装飾古墳
古墳内部の石室や石棺、横穴墓の壁面などに紋様・絵画が描かれており、彫刻されたものを装飾古墳と言う。古墳は全国に20万基以上つくられたと考えられるが、その中
で装飾古墳の数は僅か660基に過ぎず、熊本県内では、195基(2012年5月現在)確認、その数は全国の装飾古墳の30%を占め、日本一の数を誇っている。
次は、菊池川流域を中心に、山鹿・花王・菊水の史跡や出土品等。